片目の見えない山田兄弟の妹【ヒプノシスマイク】

プロローグ ページ1

私には、3人の兄がいる…


兄ちゃんたちも、私も、一人一人違う目の色(オッドアイ)。


1番上の兄である山田一郎は、ライトグリーンと赤。
2番目の兄である山田二郎は、黄色とライトグリーン。
3番目の兄、基双子の兄である山田三郎は、ライトグリーンと青。


そして私は、紫と赤…。


赤目は、1番上の兄、一にぃ同じ目の色で好きでいられた


けれど、紫の目だけは…好きになれなかった









いや、嫌いになった…。







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ドンッ))

A｢きゃっ！｣

女1｢あんた気持ち悪いのよ｣

女2｢これで少しは綺麗になれるんじゃないの？｣


そう言い、彼女は私にバケツの水をかけた
笑っている彼女たちを、私は見上げた


女3｢こっち見ないでよ、化け物！｣


…紫の目を持っているだけで、『化け物』『気持ち悪い』…そんな言葉を何度も聞いてきた

…どうして人を馬鹿にするのか、悪く言うのか…私には理解できない…


物語に出てくる“忌み子”。
それは今でいう、私のことだろう…。

私は、皆に必要とされていない…。







それでも…






どんなに私を嫌う人が居ようとも、






私にも、大切で必要としてくれる人はいるんだ…

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