正しい判断 ページ23
飯田くんの発案に他の人たちは...
「日も浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」
「そんなん皆、自分に入れらぁ！」
「だからこそ、ここで複数票を獲った者こそが真にふさわしい人間ということにならないか！？
どうでしょうか先生！！！」
「時間内に決めりゃ何でも良いよ」
えっ...先生寝るの？ずるい...←
んー、誰に投票しようか...
そして結果は、
「僕三票ーー！！！？」
驚いた。...まさかデクがなるとは。
「なんでデクに...！！誰が...！」
前の席にいるかっちゃんがこっちを振り返って、何かギロｯと睨まれたが、私は首を思いっきり振って否定した。デクに投票したって決めつけないでよ！？
「まーおめぇに入るよかわかるけどな！」
あ、麗日さんだな。デクに入れた人。
誤魔化すのへただなぁ。
「なんと！一票入っている！？誰だ！？お礼を言わせてくれ！どなたですかー！！」
「他に入れたのね...」
「おまえもやりたがってたのに...何がしたいんだ飯田...」
「じゃあ委員長 緑谷、副委員長 八百万だ」
デク、キョドリすぎ。委員長か。似合ってないわけじゃないんだけど...
そして昼食時間。デク、麗日さん、飯田くん、私の四人で食べていた。
「人すごいなぁ......」
「ヒーロー科の他にサポート科や経営科の生徒も一堂に会するからな」
「いざ委員長やるとなると務まるか不安だよ......」
「ツトマル」
「大丈夫さ。緑谷くんのここぞという時の胆力や判断力は"多"をけん引するに値する。
だから君に投票したのだ」
デクに投票したもう一人、飯田くんだったのか。
「そう？デクでも別に問題ないとは思うけど...私はこういうの飯田くんにあってそうだと...」
「万能くんだったのか！票を入れてくれたのは！！」
「でも、飯田くんも委員長やりたかったんじゃないの？メガネだし！」
ざっくりだなぁ...麗日さん。
「"やりたい"と相応しいか否かは別の話...僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」
僕...？
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夢桜(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年4月6日 13時) (
レス) id: 92986b8ad8 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - めっちゃ続き気になります!!更新頑張ってください！ (2019年2月17日 21時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2018年12月2日 16時
