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私は病衣から私服に着替える
父「そろそろかなぁ」
時間は8時半。9時に迎えが来ると聞いている
『まだ早いんじゃない？』
父も荷物をまとめ、私の病室へ持ってきていた
父はソワソワと迎えが来るのを待っている。
『父さん9時半の新幹線って言ってたけど間に合うの？』
父「大丈夫、すぐタクシーで向かえば間に合う」
『父さん慌てて転けたことあるでしょ？気をつけてね』
父「なんで知ってるんだ」
『翼から聞いたよー、もー、頭から行ったって聞いてヒヤヒヤしたよ』
父「もう傷治ったぞ」
『そういう問題じゃないよー、頭からはほんとに危ないよ。手が追いつかないんでしょ、歳だから』
父「歳とか言うな父さんはまだ若い」
『何言ってんの50近いおじさんが』
コンコン
そんな話をしていたら部屋の扉をノックする音がした
「失礼します。公安の者です」
公安の男性1人がやってきた
時間はまだ30分をすぎた所。結構早く来たもんだな
「よろしくお願い致します。お荷物を運ばせていただきます」
『よろしくお願いします。荷物これです。』
公安の人に荷物を持ってもらって、一緒に病院のフロアまでエレベーターで降りた
「病院の裏口に車を待たせてます」
病院の表はまだ人だかりでいっぱいになっており、私が出てきたとなるともっと騒がしくなる。そのため公安は裏口から出ようと試みている
父は私の車椅子を押してくれている
「Aさん」
左から声がして、振り向くとここに来てから診てもらっていた先生だった
『先生。ちょうど良かった。大変お世話になりました。』
先「いいえ、元気でね。応援してる。赤ちゃん楽しみにしてるね」
先生はお腹の子供をヴィランの子供と分かっていても、産まれてくるのを楽しみにしていると言ってくれた。これは本心、記憶を読んで分かった。
こんな優しい先生がいるんだ。と、この先生に出会って初めて感じた。
本当はダメだけど、こっそり個人の連絡先をくれた。
『ありがとうございます。頑張って元気な赤ちゃん産みます！』
先生にグッと親指を立ててさよならした
「裏口こちらです」
なんだか、すごく重そうな扉を開けるとそこからは外になっていた。
ヒュオッと冷たい風が私に向かって吹き込んできた
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
