69 ページ19
3日前に来た病室。
緑谷くんの病室
だが、彼の名札がなかった。
『あれ…』
私は近くにいた看護師に聞いた
『あの、ここにいた高校生の子って』
「あぁ、昨日退院されましたよ。」
3日の間、ずっと会見についてなどで頭がいっぱいだったため、来る時間もなく、まさか退院するとは思っていなかった。
もっと早くにくるべきだった
看護師さんにこっそりと個性を使って、記憶を見る限り雄英の生徒はもうみんな退院しているようだった
明日の件と緑谷くんについて何か知ってるか聞くため、目良さんに電話をした。
『…分かりました。あの』
目良さんに明日の事を確認したあと、私は緑谷くんの連絡先を知らないか聞いた
目「いやぁ、知らないですね。」
『そうですか…』
目「雄英の教師の連絡先なら分かりますが」
『ほんとですか。良かったら教えて頂けませんか』
彼の担任だという相澤消太、イレイザーヘッドの連絡先を貰った
すぐにかけたが、留守電
私はまた夜に電話することにして部屋に戻った
・
父「おかえり、どうだった」
『明日の９時に迎え来るって』
父「そうか、じゃあ父さんは9時半の新幹線予約しよう」
寂しそうな顔をして、父は携帯で新幹線の予約をした
『あ、何かある時は目良さんに電話してって、私も携帯は使えるっちゃ使えるけど、経由するより直の方が楽だと思うから。連絡先教えててって言われた…はい』
私はパッと紙とペンを出して目良さんの連絡先を書いて渡した
父「分かった。」
そうして会見のあった今日の1日が終わった。
長いような短いような1日だった
その日の夜、再び電話をかけたが、イレイザーヘッドが出ることはなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 826人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
