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〈Aさん。新しい産科の先生にお会いしませんか？本日検診をお願いしています〉
どこからか流れる目良さんの声
『あ…はい』
戸惑いながらも、私は荷物を一旦置いて、先生が来るのを待っていた
「初めまして」
扉が開く音がして、すぐに声がした。
髪の長い、綺麗な女医さん。それと看護婦さんか助産師さんか分からないが、おばあさん
ガラガラと大きな機械を持ってきていた。
前の病院でも見た事のある。あれはきっとエコーの機械
「ベッドにそのまま横になっててくださいね。お話は前の先生に伺っています。切迫早産ということなので…」
先生はエコーを見ながら話をする
「…うん、大丈夫そうです。前の先生がいい仕事をしてくれたおかげで元気ですよ」
と若い髪の長い先生が微笑んでくれる
『ありがとうございます。遅くなっちゃったんですけど、これからよろしくお願いします』
「よろしくお願いします。」
「よろしくねぇ」
『…あの…』
誰が誰なのか、なんて言ったらいいのか考えていると
「あぁ、すみません。私は産科医の黒崎です」
察してくれたようで、先生は名乗ってくれた。
「私は多手元と言います。助産師です」
おばあさんは助産師さんだとわかってなんだか安心した。
『Aです。よろしくお願いします』
私はおばあさんに向かって頭を下げた
「じゃあ、多手元さんお願いします。」
「はい、じゃあ、お話しましょうか」
『…お話…？？』
「すみません、私も一緒に聞きたいんですけど、他に仕事があるので失礼しますね」
女医さんは私に微笑んで頭を下げて、機械をガラガラとひいて部屋を出た
私は何が何だか分からず頭の中は？？？状態
多「あら、聞いてないの。目良さんったら」
『？…はい』
そう言うと多手元さんは話をしてくれた
多「産まれてからの話。そろそろしないとね。初産でしょう？」
そういう事か。と理解した
『あっはい。初めてです。赤ちゃんと接した事なんてほとんどなくて』
多「話を聞いたけど、お母さんも小さい頃に亡くなってるんだってねえ」
どこまで聞いているのか、
私は多手元さんにこっそり個性を使った
母を亡くして、子供の事も話しているようだった。
ヴィランの子供だとわかっていて接してくれていることに安心した。
この助産師さんもヴィランの子供だと分かっていても、なんとも思ってない様だった。
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
