貴方の手【我妻善逸】

拾弍 ページ12

いつものように修行が終わって、みんなでご飯食べて









でも寝る時だけ私だけ別れる。







私は炭治郎が一緒はさすがにまずいんじゃって言ったから1人違う部屋。








私は別に一緒でもいいのに…







すこし寂しいよ…笑









いつものように3人のギャーギャー騒ぐ声が聞こえて、気がついたら静かになってる。









これもいつも一緒。









楽しそうだなーって聞きながらいつも布団に入ってる。









静かになって、しばらくしたら、たまーにお客さんが来るんだ。









ガラッ






あ、今日も来た








善｢Aー？起きてる…？｣









貴方｢おきてるよー？｣









戸を閉めた善逸は
いつものように私のそばへ来て頭の横にちょこんと座る。









善｢ねぇ…？いい…？｣







貴方｢いいよ？｣







私がいいよって言ったら、もぞもぞと私の布団に入ってくる。









善逸は来る日来ない日があるけど、来る日はいつもこうやって私の布団に潜り込んでくる。





そしていつも｢にひひ｣って綺麗な顔で笑うんだ。









ウザったいなんて思ったことない。来てくれない方が寂しい気がするから。







こういう時だけ甘えさせてもいいかなーって









ひとつの布団で2人寝るのはちょっと苦しいけど、とても温かい。








善｢おやすみ｣







そう言って眠った善逸









善逸の寝顔を見ながら私はいつもありがとうって言って寝る







寝てるから朝起きれば覚えてないんだけど、
なんか、面と向かって言うと恥ずかしいから









貴方｢いつもありがとう…おやすみ｣









そして私も眠りにつく









・









・









善｢(いつも聞こえてるよ。こっちこそありがと)｣

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