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第16Q ページ16

〜A〜



木吉さんがユニフォームから着替えさせられて練習を再開しようとすると、黒子くんに女の子が勢いよく抱きついた



桃井「テツくーん。久しぶりーー!!」


黒子「ちょ、桃井さん。苦しいです」


バスケ部『(黒子……羨ましい。てか……)』


リコ「誰よ!?あんた!」


桃井「テツくんの彼女です」


「え……」


衝撃の新事実



黒子くんって彼女いたんだ



しかも相手は桃ちゃん




黒子「桃井さんは中学時代のマネージャーです。Aさんも空気に流されないで下さい」


「ごめんごめん。つい」


あんまり悪ノリしてると黒子くんに怒られる



桃ちゃんは相変わらず元気で可愛くて女の子らしくて羨ましい



私の場合、成長が全部身長にいってる気がする



黒子「今日はどうしたんですか」


桃井「青峰くんがね。誠凛に行くってうるさくて」


青峰「ようA。久しぶりじゃねぇか」


肩に回った手が僅かながらに胸に当たり、気が動転して一本背負いを決めてしまった



「ご……ごめ……っ!!でも今のは青峰くんも悪いというか……」


黒子「Aさんは過去にひったくり犯を3度、捕まえています」


バスケ部『お……お強いですね』


「その話しは恥ずかしいからやめて」


桃井「表彰もされてるんですよーー」


「桃ちゃん!!」


市民が警察に協力するのは当たり前(義務)であって、自慢することじゃない



普通の女の子はそんなことはしないと分かってても、体が勝手に動いてしまった


黒子「青峰くんはどうして誠凛に来たんですか」


青峰「俺が投げられたことは無視かよ」


黒子「打ち所が悪かったら死んでたような、いい音してましたね」


青峰「そういことじゃねぇ。心配しろよ」


黒子「青峰くんは頑丈なので大丈夫かと」


青峰「俺は岩かなんかか」


何事もなかったように立ち上がる青峰くんは本当に丈夫なんだなと思ってしまった



青峰「んで、ええっと、なんだっけ。……そうそう。別にお前らに用はねぇよ。Aに会いに来ただけだし」


「私?」


青峰「テメー俺と同じ桐皇来るつったろうが!!」


「桃ちゃんと一緒なら楽しそうだね、って言ったんだよ」


青峰「同じ意味じゃねぇか」


「違うよ!!?」


青峰くんの俺様っぷりも相変わらずだ


腕を引かれて「行くぞ」と歩き出す青峰くんは本気で私を桐皇に連れて行こうとしてる


必死に抵抗しても剥がせず困っていると、反対側の腕を火神くんが掴んだ

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設定タグ:黒子のバスケ , 愛され , アニメ   
作品ジャンル:アニメ
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リンク - 更新したら絶対見る頑張ってください (2020年8月15日 6時) (レス) id: dd4bcb9479 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - imariさん» コメントありがとうございます!更新が遅くなってきてますが、思い浮かんだらすぐに更新していきます!! (2020年6月8日 21時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
imari(プロフ) - とても面白いですね!続きがすごく気になります更新頑張ってくださいね! (2020年6月8日 20時) (レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 花束を抱えてさん» コメントありがとうございます!こうして形にして応援してもらえると励みになります!! (2020年6月8日 7時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - こんばんは!あまりコメントしないのですごい緊張しています汗私こういうの好きですよ!更新頑張ってください!!応援してます。 (2020年6月7日 23時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆ | 作成日時:2020年4月20日 18時

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