10人目の雪だるま。7 (( W.Shota )) (ページ37)

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照 side

Aがパフォーマンスする姿を

客席で見る日が来るなんてなぁ、

めっちゃ楽しかったなぁ

と思ってると

｢みんなにちょっと、
相談したいことがあるんだけどいい？｣

と翔太が言い出し

近くの空いてた部屋に入った。

さ｢何何？｣

し｢オーラスにサプライズで誕生日お祝いしない？｣

ふ｢えっいいじゃん！やろ！｣

ラ｢その前に大人達に相談しなきゃだね｣

あ｢最年少が一番大人だな、笑｣

誕生日をどうお祝いするかで盛り上がる中

思いついたことがある。

ひ｢翔太さ、、、俺がこんなこと言うのも変だけど
プロポーズしたら？｣

し｢えっ｣

だ｢誕生日にプロポーズってロマンチックじゃん｣

し｢大丈夫かな、、、｣

さ｢なんか不安なの？｣

し｢だってまだその、
今じゃなくてもいいって言ってるんでしょ？｣

ふ｢まぁ、言ってたけど、、｣

し｢公開プロポーズして失敗したくない、、、｣

と一同｢確かになぁ｣と思ってると

｢でも、俺はいいと思いますけどね。
プロポーズだけでも。
時期とかは話し合って決めてもいいんじゃない？｣

と目黒が言った。

本人に確認した訳じゃないけど

目黒はずっとAのことが好きだった。

今でさえも複雑な気持ちだと思うのに

そうやって背中を押してあげるなんて

かっこよすぎる。

し｢じゃあ、、、、プロポーズする！｣

さ｢そうと決まったら滝沢くんに相談だね、｣

あ｢あ、今いるんじゃない？滝沢くん｣

し｢えっ今すんの？｣

ふ｢話早い方がいいだろ｣

ラ｢呼んでくるね｣

ラウールが滝沢くんを呼びに行ってる間

翔太はめっちゃ深呼吸する。