地上の楽園 -に- 【JK】 (ページ46)

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電話の向こうにまさにその人がいて、セジンさんにその相談は難しい。

『セジンさんごめんなさい、また今度にします！そちら優先してください』

S「あ、Aさん」

プツ、と切った。

この対応したの二度目だけど、セジンさんは直属ではないにせよ、会社の上役だからこんな電話の切り方しようものならクビ覚悟なわけだけど。

むしろ、電話の向こうにいるジョングクさんに、電話相手が私だとバレる方が恐ろしかったのでしょうがない。

数時間後に、先ほどのセジンさんへの失礼もあわせていつクビを宣告されるかと、ビクビクしながら仕事をこなしていた私に、セジンさんからはSMSが届いた。

S《ジョングクの話で、大体把握しました。特に問題無いので、気にせず仕事を続けてください》

えーっと、クビじゃないみたい。

それは安心した。

でも、特に問題無いって、何が？？

ジョングクさんにバレてることが、

問題無いって？

大問題でしょ？

セジンさん私、接触禁止とかじゃないの？