俺は可愛い後輩の生き変わりを見た

▽こんにちは ページ6

私はただいまポアロの前に来ている。



あれだよね。神とかいう奴が言ってたよね。
先輩がアルバイトしてるとかなんとか。




ちなみに、中学と高校の先輩だったよ！
意地悪だったけどね。
テストで100点取っても「普通でしょ」と返され、お菓子あげても「まずい」って言うし、そして最後は音信不通。





実際、昔からの知り合いである警察関係者から聞いたんだけど、先輩はどうやらエリートで、警察庁で働いていて、人には言えない仕事をしているらしい。




ちなみに知り合いっていうのは黒田長官だよ！






・







目の前にレトロな雰囲気のお店が見えた。
少し上を見ると…「喫茶店ポアロ」と記されている。




おしゃれだね…







〈チリンチリン〉






ドアについている鈴を鳴らしながら入るとそこにいたのは金髪の男でした。







予想はしてたけど、違う曜日だということを願ってた。





ひどい運命だ。





「どうしたのA

もしかして安室さんに惚れた？」




園子がニヤニヤしながら聞いてくるが、あいにく私は可愛くないのでイケメンなんぞ興味無い。ましてや前世の知り合いなのだから慣れている。




だから私は素っ気なく返した。
「イケメンに興味は無い。
気になるのは正確なので」

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