無能？馬鹿にしてんの？？？【wrwrd】

8，復讐，そして逃走 ページ8

A side
(前々回の続きからです)

…何今更後悔してんだ？
『書記長さんよ、何泣いてるんだ？
側から見ればとても滑稽に見えるんだが？』

そう言うとはっとして此方を見上げる書記長。

その頬には一筋の涙が伝っていた。

そんな書記長に近づく。
どんどん涙が溢れるその目をじっと見つめた後，俺は…

パァン

頬を叩く音が部屋中に広がる。
未だ何が起きたか分かっていない書記長は困惑の表情で此方を見た。

そんな彼に口パクで俺はこう言った。

『ありがとう』

それを見た書記長…トントンは更に泣いた。

そんなトントンの側にいるグルッペンはまだ理解していないようで，震えながらトントンを見ていた。

そんなグルッペンに近づく。
､､､今のグルッペンの目は，最初に会った時の目と真逆で，絶望や後悔で埋め尽くされていた。

そんなグルッペンを見て，俺は苛立った。

『おい，俺を期待させた総統閣下はこんな人じゃないだろ？』

そんなグルッペンを俺は__________


殴った。
思いっきり。

…メキッて聞こえた気がするけど気がするだけだから大丈夫‼︎←

グルッペンはまだ殴られた事に気付いてない。

『仲間を守りたければ，アイカを信頼するな。』

そう言うとやっと殴られた事に気づき此方を見上げる総統閣下。

『最後に一つだけ教えてやるよ。
俺の能力は__________』

そう言った瞬間扉が物凄い勢いで飛んでくる。
そこには狂犬組とゾムがいた。
少ししてアイカも入ってきた。

zm「おい無能どういう､､､‼︎」

『じゃあな』

そう言った後，俺は窓から飛び降りた。

ー×ー×ー×ー×ー×ー×ー
切ります

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