冷凍したら解凍された【ころん】

8　過去編 ページ9

Aside

私は電車が苦手だったがセンパイといる電車はちょっと緊張する

夜遅くの電車はサラリーマンが多く、何となく臭い

満員だし、センパイとの距離も近い

ﾋﾞｸｯ

下の方を触られているような

こ「大丈夫？痴漢？」

『は、はいぃ』

少し涙目だからか頬をさわられた

こ「ねぇ、おじさん。
｀僕の子´にて、出さないでくれない？」

「いッ！ちっ！ガキの癖に！！」

すごい、あのおじさん一瞬でどっかいった。

こ「大丈夫だった」

『あの、センパイも大丈夫ですか？』

こ「うん！平気平気」

『そうですか』

こ「でも、まだちょっと到着まで時間あるから」

『へっ！』

センパイがいきなりハグしてきた

『あの、センパイこれは』

こ「大丈夫、痴漢されないため」

『っ〜！』

こ「かわい」

耳元で囁くのはずるいよ

やっと駅に着いた

こんな短時間にいろんなことがあった気がする

『もう、家に着くので大丈夫です』

こ「そっか。またなんかあったら相談して」

『はい』

こ「あとさ、、、」

ﾁｭｯ

え、

こ「バイバイ！」

手を上に大きく挙げを振る君

今日が初対面だっけ？

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