愛ゆえ/zm ページ7
「ねえ聞いて私ひとりでご飯作れたんだよ」
「...A？家事は全部俺がやるって言ったやんなあ？」
ゾムくんの目が私を捉える。
ゾムくんは私に何もしてほしくないらしい。
家事も、動くこともしないでほしいと言われた。
お風呂で髪を洗うのも体を洗うのもゾムくんだ。
狂ってるね。ゾムくんも、それを許しちゃう私も。
「だってゾムくん、今日は私たちが付き合って2年記念日だよ？今日くらいいいじゃない。大好きな人に私のご飯食べて欲しかったの。」
「はぁ...しゃあないなぁ。片付けは全部俺がやるかんな。」
甘い言葉を漏らせばすぐ許してくれちゃうゾムくん。ちょろい。
「なあA？俺はなぁ、ただひたすらお前を甘やかして、大事にして、愛してあげたいだけなんや。わかってくれるよなぁ？」
「やだなぁゾムくんったら、わかってるに決まってるでしょ！ゾムくんのことならなんでもわかるよ。ずっとゾムくんを見てきたんだから。」
ゾムくんが目を細めて縋るように問いかける。このゾムくんの顔が好きだからよく約束破るって言ったら怒られそう。
怒ってるゾムくんも大好きなんだけどね。
「おん。ならいいんや。これからもずっと愛されてな？死ぬまで愛すから。」
死ぬまでずぅっとゾムくんに愛されるし愛すよ。覚悟しといてね。ゾムくん。
−−−−−−−−−−−−−−
コミックフラッパー難民脱しました！！
やったね！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いお(プロフ) - 莢さん» 初めまして、ありがとうございます！褒めてくれて嬉しいです！更新遅くなりますがぜひお楽しみください´`* (2017年4月24日 18時) (
レス) id: baf979b394 (このIDを非表示/違反報告)
莢 - はじめまして！とても読みやすい書き方で、面白かったです！更新楽しみに待ってます！ (2017年4月24日 0時) (レス) id: 3aaa89a69c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いお | 作成日時：2017年3月30日 23時
