【銀魂3z】少年少女よ言葉を紡げ！【沖田総悟】

原因不明 ページ13

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「――おかしい！」



――沖田くんが不可解な行動をしてから、三日。放課後の社会科教室にて一人そう叫んだのは私である。……視線の先には、液晶画面。

慣れ親しんだガラパゴスへ大声をぶつける虚しさに襲われながら、コトンとそれを机の上に置いた。…それというのも、原因はこの三日毎日毎日届くメールにあって。



(……いくらなんでもおかしすぎる。)



だってこんな――毎日、沖田くんから3zのネタがメールで届くなんて。

そのメールが届く代わりに、沖田くんが社会科教室へ来なくなってしまったなんて。




どう考えてもいつも通りから外れているうえ、目的がわからない。三日前もそうだったけど、沖田くんがわからない。



例えば、もしかしたら三日前のあの日、私は本格的に沖田くんの機嫌を損ねてしまって彼はもう私のことを嫌いになってしまったのかもしれないと考えた。顔も見たくなくて、放課後ここに来たくなくなったんだと。――でも、それならばこんなメールくれないはずだし。


そして嫌われたんじゃないとなると、もう何も浮かばなかった。原因も対処法も想像不可能だ。……わかっていることといえば、ごくわずか。





沖田くんがまだ新聞部として活動してくれていることと、沖田くんがいないと、私の毎日にハリが出ないということ。





――どれも、わかっていたっていなくたって状況改善には役立たないようなものばっかり。……もう、憂鬱の極みである。

それの名前→←イラつく　side沖田くん

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