絶対褒められてない ページ13
「･･･沖田さん、今も言ってましたけど私が変わってるってどういうことなんですか？」
そう、それだ。･･だって沖田さんに比べたら私なんて平々凡々な小娘でしかない。
「これといった特徴もないですし」
「何言ってやがる、これといった特徴だらけじゃねーか」
「･･････と、いいますと？」
続きを促す私の言葉に、沖田さんは間髪入れず。
「肝が太てェ」
「････････」
･･･なんだろう、なんていうか。
(････複雑･･･。)
「肝が太いってどういうことですか？」
「俺に遠慮なしだったり口答えしたり、挙げてきゃキリがねェ」
「･････褒めてます、それ」
「割とそういうとこも気に入ってんでねィ。褒めてんじゃねーか」
･･それにしてはあまり嬉しくない。･････って、あれ？
「･････気に入ってる？」
「中々いねェ変わり者の娘っ子だからな。もし従順になったらどんな気になるか試してェ」
「･･･あの、それって絶対私に害しかありませんよね？」
「さーな」
取り敢えず今日のところはごま団子頼まァ、なんて声をかけられて。
「････は、はあ･･」
なんだかよくわからないまま、私は注文をとったのだった。
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はーちゃん - めっちゃドキドキやった！ (2019年8月21日 1時) (
レス) id: 413b05e864 (このIDを非表示/違反報告)
にっくねーむ - とっても面白かったです！ とてもドキドキしました！！！ 他の作品も読んでみたいです♪ (2016年5月11日 1時) (レス) id: 57516f0401 (このIDを非表示/違反報告)
ありっぺ - 面白かったっす＼(^o^)／ (2015年2月27日 23時) (レス) id: ac7841cdae (このIDを非表示/違反報告)
はやぶささん - 二次創作で一日に二万hit･･。凄いですね。一巻完結おめでとうございます。 (2015年1月3日 23時) (レス) id: c2bc40497c (このIDを非表示/違反報告)
fu - 沖田隊長かわいすぎ、続きたのしみです (2015年1月3日 12時) (レス) id: b08392d8ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中村
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakamura_/
作成日時：2014年12月30日 23時
