第16話 イケメン過ぎる先生登場 ページ16
大声を出して息切れしている間に、私の名前がクラス委員として黒板に刻まれていた。
社｢ま、こんなもんだな。後は昼休みまで自由にしてていいからクラスで交流でも深めててくれ。あ、クラス委員の2人は話があるから俺の所まで来い。｣
社先生の一言に絶望していると、不破とサラちゃんとイブ君に“お昼は一緒に食べようね”と励まされながら送り出された。
『先生、なんの御用でしょうか。』
社｢お前そんな顔すんなって。俺まだ何も頼んでないだろ？｣
剣｢その言い方、結局これから頼むんじゃないですか。｣
社｢カンのいいガキは嫌いだよ。｣
社先生のお話とは、授業が始まるまでに担当の先生に聞いて必要なテキストやプリントを教室まで運んでおいて欲しいということだった。
つまり完全なパシリだ。
『えっとー……最初にやる授業ってなんだっけ？』
剣｢確か歴史だったと思います。担当は加賀美先生です。｣
『……なんで覚えてんの、怖い。』
剣｢昨日の入学式で言ってただろうが海馬しんでんのか？｣
今後クラス委員としてやっていく自信を喪失しつつも、教えてもらった通り加賀美先生を探すことに。
剣持は別の先生に聞きに行ったのでここからは1人だ。
そもそもまた教室に戻ってこれるのかという不安はあるが、とにかく今は先生を見つけることを最優先する。
｢ん？もしかして、1年生の方ですか？｣
廊下をウロウロしていると、ひょこっとドアから顔を覗かせた人物が。
品の良い笑みを浮かべ、優雅にこちらへと向かってくる。
一旦この人に聞いてみよう。
『はい、そうです。あの、加賀美先生を探していまして……』
｢あー……それ、私ですね。｣
『え、もうご本人登場？』
加｢ははっ！いきなりですみません。｣
繊細そうな見た目とは裏腹に豪快な笑い方をするこの方が加賀美先生だったらしい。
『こちらこそごめんなさい……授業の準備をするよう言われているんですけど何を持っていけばいいですかね？』
加｢そうですね、あの教科書と資料集が必要なんですけどちょっと……というかだいぶ、重いんですよ。｣
『わぁ……』
加賀美先生が示した先には高く積まれた教科書類が。
無謀過ぎるが物は試し、ということで持とうとしてみるが重みで思わずフラついた。
『あ゛』
加｢っと……大丈夫ですか？｣
ふわっとした感覚。
振り向くと先生が後ろから抱き抱えてくれていた。
ふんわりと微笑むその姿は、まさにイケメンそのものだった。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 私2j3jの人達ほぼ全員推しなのと愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (10月27日 17時) (
レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちゃん - めちゃくちゃ好みにドストライク！ (2023年4月17日 22時) (レス) @page30 id: 32372f6d00 (このIDを非表示/違反報告)
遥悠(プロフ) - あずずさん» ありがとうございます🙇♀️個人的に逆ハー展開が大好きなので強引にでも愛されにしちゃいました！笑 これからもよろしくお願いします〜 (2023年4月9日 16時) (レス) id: 89e59dcbef (このIDを非表示/違反報告)
あずず(プロフ) - 愛されってこれなんよな！ってなりました🤤これからの展開もめちゃくちゃ楽しみです💓😳更新楽しみにしてます🙌🙌 (2023年4月9日 14時) (レス) id: ac089d98bc (このIDを非表示/違反報告)
遥悠(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 初コメントありがとうございます🙇♀️これからもぜひよろしくお願いします！ (2023年4月9日 11時) (レス) id: 89e59dcbef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥悠
| 作成日時：2023年4月1日 20時
