【銀魂3z】意外な本心【沖田総悟】

ノープランかよ ページ4

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「――･･おじゃましまーす」




言いながら私が足を踏み入れたのは、総悟の家。


放課後となり総悟に何故だか家に誘われた私は、それに乗ってここに来たというわけだ。暇だったし。




「･･･････それで、なんで私を呼んだわけ？」




と、本題を切り出すと。




「･･･別に」



「はぁ？」




何さっきから『別に』って。




「はっきり言え。わけわからない」



「･････特に理由はねェっつってんでィ」



「･･･はぁ？」




どういうことそれ。




「じゃぁ私はどうすればいいの」




一応というかなんというか、総悟は私の想い人であるらしく。･･･まぁ、心拍数が通常通りかと言われれば答えは否だ。認めたくないけど。



･････とにかくそんなわけで何もせずにここに留まるというのは中々に難しいことなわけで。




「何もすることないなら帰るけど」



「･･んな性急にしなくてもいいだろィ」



「･･･････はぁ、もうなんかいいよ」




面倒くさくなってきた。もうどうでもいいや。




「なんでもいいけど、明るいうちには帰るから」



「流石にそこまで引き止めねーよ」



「それもそうか」




ふぅ、とため息をついて、転がっていた雑誌を手にとった。

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