【銀魂3z】意外な本心【沖田総悟】

まさかまさかのまさか ページ2

「――ま、マジアルか！！？」



私が土方さんの家に押しかけてから一日、私は今学校にいて。


いつもより早い時間に学校に来るよう呼び出した神楽に、例の私の本心とやらを打ち明けているところだ。




「･･････マジ、らしい」



「随分と他人事アルナ」



「だってなんかよくわかんないとこもあるし。取り敢えず確実なのは私の男の趣味が終わってるってことだけ」



「それは同感ネ」




返ってきたのは土方さんと同じ答で、そいつ――総悟の人望のなさにむしろ笑えてくる。ざまーみろアホ。


････････まぁそれに惚れてるらしい私も相当な阿呆なんだけど。







「――それじゃ、A。これからどうするアルカ」




･･と、神楽の声が聞こえて。




「これから？」



「クソサドが好きなんダロ？ならこれからどうするネ」



･･････これからもなにも。



「今までどおりじゃない？」



私の言葉にポカンとする神楽。




「･･何その顔」



「どういう意味アルか！っていうか今まで通りってそれもどういう意味ヨ！！」



「なんで」



「なんでも何も好きなんダロ！？それじゃどうして！？」



「混乱真っ最中だね」
「誰のせいアルカ！！！」




いや私のせいなの？

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