番外編� О�かれてない引かれてない ページ36
【副長side】
「･･なんだ、特技は『道行くあの人やこの人を振り返らせることができる』ってコレ」
「それより自己PR欄でさァ。『PRしたい箇所が多すぎて書ききれません』なんざ自己PRってか事故PRですぜ」
他にも性別が『乙女』となっていたりツッコミどころ満載だ。
「･･････実力だけは確かなようだが･･･」
今も隊長クラスの中でも中の上レベルの隊士と互角にやり合っている最中だ。
「･･ま、入隊は確実ですかねィ」
「･･････あの実力だからな。戦力にはなるだろ」
だがどうにも面倒臭い予感がする。
「････一応要注意人物として接しとけ」
取り敢えずまともな人間じゃねェだろう。
(･･ここにゃ普通の人間が集まってこねェのか。)
大きなため息を一つこぼして、煙草に火をつけたのだった。
＊
――――――――
「――――と、まぁそんな感じで入隊してですね！なんか副長とか沖田隊長とか他の隊士とかからは遠巻きに私を褒め称えてたりしてたはずです!!」
「最後結局ただの願望じゃねーか！『はず』ってなんだよ『はず』って」
「でも大方そうですよ！遠巻きにされてたし!!」
「それやっぱり一歩引かれてんじゃねーか！」
「惹かれてる！？やだ私モッテモテ!!」
「何の話だよ！」
本当ありえねーわこいつマジ、と旦那が言う。しっかーし！そんなの私には通じないよ!!
「旦那が嫉妬してるのはお見通しですって！」
「あァ！？」
「大丈夫です！心配しなくとも私は旦那のものなんですから!!」
「だからどうやったらそんな話に繋がんだよ！意味わかんねーよ!!」
「わかりましょう！わかって旦那！」
「お前自分の頭脳の不可解さを自覚したほうがいいぞ」
「つまり私の頭脳はすばらしいってことですね！やった!!」
「･････････もうやだお前」
はぁ、と旦那が大きなため息をつき。
「･･まぁ何にしろもうちっとだろ、入院」
「はい！あと一週間くらいですね！」
「んじゃ、仕方ねーからその間は我慢してやんよ」
「･･･はい･･？」
何のことでしょう、と旦那を見上げれば。
「あー、だからアレだ。入院中は2人きりだろ、おぞましいことに」
「最高ですね！」
「んで中々そんな機会ねーだろ」
だから、と旦那。
「仕方ねーから、我儘聞いてやるよ」
頭を掻きながら言った旦那に、私は「大好きです！」と抱きついたのだった。
番外編�◆О貎佑�らいいい気がする→←番外編� О賁榁屬�れたあの時代
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にゃんこさん(プロフ) - アップしました！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Megane39392/ ←こちらから見れます！ (2015年12月4日 17時) (
レス) id: b1b76ea7cf (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこさん(プロフ) - はい！わかりました！精一杯頑張らせていただきます！！ (2015年12月4日 16時) (レス) id: b1b76ea7cf (このIDを非表示/違反報告)
中村＠とても低浮上(プロフ) - にゃんこさんさん» か、描いて頂けるんですか…!!ありがとうございます、全然大丈夫です!!良ければアップしたときにお知らせいただいても大丈夫でしょうか…？？ (2015年12月4日 12時) (レス) id: cf63f32d29 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこさん(プロフ) - 面白かったです！とてもニヤニヤしながら読みましたwそこでお願いなのですが、夢主ちゃんの絵をのせてもよろしいでしょうか？お返事お願いしますm(_ _)m (2015年12月2日 16時) (レス) id: b1b76ea7cf (このIDを非表示/違反報告)
にゃむこ10(プロフ) - 銀ちゃんはやっぱり格好いい!!!!!!中村さんの作品、いつも楽しませて貰ってます！やっぱ銀ちゃんは優しい!!!!!! (2015年5月13日 10時) (レス) id: ec435f8d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中村
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakamura_/
作成日時：2014年9月15日 0時
