もしやいい人? ページ20
(・・高杉さん貴方中々いいこと言うね・・・!!)
私が内心で感動していると。
「――だが」
・・・なーんて。
ぎゃ、逆説!!?ここまで来て逆説使っちゃう!?安堵させといての突き落とし!!?中々やるねこの人!
「だが、なんですか?」
冷静ぶって私が聞いてみると、高杉はニヤリと妖しく笑った。
「簡単に返ェすのも面白くねェんでな」
「・・・・・・・・うぇ?」
その言葉と同時に開かれた扉。
「――あと、10分」
「はい・・?」
「あと10分でお前ェの仲間がここに来る」
「えっ!」
気づいてたのみんな!そして動いてくれたの!?意外!
「・・でも、それがどうしたんですか」
「さァな。・・・だた、俺たちからしたらお前ェ達真選組は邪魔だ」
「・・・・・・、」
「だから、幾らか戦力を削らせてもらう」
と、ここで初めてその扉の向こう側に幾つもの人影が見えるのがわかった。
「・・・・これは、どういう?」
「俺についている兵だ。こいつらが真選組と戦うことになる。・・あと、十分で」
「んな・・!」
高杉のいう兵の数は、真選組の隊士の数を裕に上回っていて。
「・・それを狙ったんですか」
「好きにとりゃァいい。・・・・それじゃ、俺はここらで失礼するぜ」
「――ちょ、待っ・・!!」
私の声など聞こえていないという風に、高杉はこの場を去っていった。――――そして。
「・・・・っ」
残ったのは、私と無数の敵。
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にゃんこさん(プロフ) - アップしました!http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Megane39392/ ←こちらから見れます! (2015年12月4日 17時) (レス) id: b1b76ea7cf (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこさん(プロフ) - はい!わかりました!精一杯頑張らせていただきます!! (2015年12月4日 16時) (レス) id: b1b76ea7cf (このIDを非表示/違反報告)
中村@とても低浮上(プロフ) - にゃんこさんさん» か、描いて頂けるんですか…!!ありがとうございます、全然大丈夫です!!良ければアップしたときにお知らせいただいても大丈夫でしょうか…?? (2015年12月4日 12時) (レス) id: cf63f32d29 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこさん(プロフ) - 面白かったです!とてもニヤニヤしながら読みましたwそこでお願いなのですが、夢主ちゃんの絵をのせてもよろしいでしょうか?お返事お願いしますm(_ _)m (2015年12月2日 16時) (レス) id: b1b76ea7cf (このIDを非表示/違反報告)
にゃむこ10(プロフ) - 銀ちゃんはやっぱり格好いい!!!!!!中村さんの作品、いつも楽しませて貰ってます!やっぱ銀ちゃんは優しい!!!!!! (2015年5月13日 10時) (レス) id: ec435f8d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中村 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nakamura_/
作成日時:2014年9月15日 0時