【銀魂】相思相愛幸福娘【坂田銀時】

違和感 ページ13

――――時間は、少々遡る。



＊




――――――


「――それでは旦那！また明日！！」



にっこり笑って言うのは勿論のこと私！今日も今日とていつも通り旦那に引っ付いていて、19時過ぎ頃になったため帰ろうとしているのだ。

しかし旦那は何故だかげっそりとしていて。



「････まだ明日もあんのかよ」


「そんな寂しそうな顔しないでくださいってば！明日も来てあげましょう特別に！」
「いや来て欲しくねーんだけど」



まったくもう旦那ったら本当に素直じゃない。私には見えるよ旦那の本音が！



「本当は私を引き止めたくてしょうがないくせに！」

「アレだ取り敢えずぶっ殺していい？」



･･と、まぁ荒ぶる旦那は取り敢えず置いておいて。




「――それでは旦那、行きますね！」


「･･･おうよ」



旦那の声を聞きながら、私は万事屋を後にしたのだった。





――――――――



――――そして、もう大分暗くなり人通りもなくなってきている道を歩いて数分。




(･･････あれ、)



突如感じた、違和感。

･･いやいやいやいや、これってもしかしてもしかしなくとも、



(･･･つけられてる？)



何者かが、自分の後ろをついてきているような気がしたのだ。

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