【銀魂】翻弄彼女【坂田銀時】

間違いはないはず！ ページ43

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キャバクラに出勤してきてから数時間、いつの間にか騒がしさが目立つようになってきた店内。･･しかし。






「･･････暇ですなぁ」




お妙さんがホールに出て行ってしまった今、控え室でボケっとしている私にやることはない。








････うーん、見た感じ忙しそうなんだけど。



これはもしかしてアレか、私は戦力外かもしかして、と少し心配する気持ちが芽生えてきたその時。






「――――あ、蕪木さん！ちょっと出てもらっていい？ちょっと面倒なお客さんなんだけど、できる限りすぐに応援送るから！！」



「うぇっ！？あッ、はい！了解です！！！」





私よりいくつか上と見られる女の人の声が聞こえ、即答でオーケーした。


面倒なお客さんとか言ってたような気がしたけど、何かあったら即暴力だ。お妙さんが言ってたからきっと間違いはないはず！





＊




「――――こんばんはー」




愛想笑いを浮かべながら、例のお客さんの席につく。


見た感じはそこら辺にいそうなオジサンで、とくに異常な点はないような気がする。思ったより普通で拍子抜けだ。

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