【銀魂】翻弄彼女【坂田銀時】

重罪 ページ21

お妙さんが指で指したその席に座っていたのは紛れもなく旦那。どっからどう見ても旦那。潔いまでに旦那。




「って、えぇぇえぇぇええぇえぇえええええええ！！！？」





何故！何故！！？


･･･････いやまぁ嬉しいけどもね、だけど！！！





「なんでいるんですか旦那浮気ですか駄目ですよ！！」



「いやそれこっちの台詞！」



「何がですか！」





キャバクラに一人って一体どういうことだってばよォォオオオオオオオオオ！！！！





「浮気とかアレですよお縄ですよおまわりさん傷つけたら後が怖いですよ！！」



「それもこっちの台詞だバカヤロー！！！こっちはそこのゴリラにタダ酒で釣られて･･」「････銀さん？」





･････あ゛。



声を発したのは背中に鬼を背負ったお妙さん。





････････････うん、絶対にまずい。





「おおおおおおお妙さん！それじゃぁこちらは私が任されましたので！！もう大丈夫でございます！」



「･･あら、そうですか？分かりました。Aさんは少ししたら呼びに来ますから、それまで頼みましたよ、銀さん。模擬客よろしくお願いします」



「はい！了解いたしました！！そ･･それじゃぁ！」





冷や汗だっくだくの私は、敬礼でお妙さんを見送った。

天然の対義語は人工だもの→←何事も研修は大事です

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