【銀魂3z?】嫉妬、始めました【坂田銀八】

ホラーちっく ページ44

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「――…あ、」




深夜、コンビニにてそう声を漏らす。



理由はいたって単純で、時計の短針がもうそろそろ12の位置を指すから。





(…やっと終わる…)



長かったバイトも、これを終えればすぐに帰れるのだ。




…とは言っても、一日中バイトしていたわけではなく。



大学で信に向かって絶交宣言をしたのが十数時間前。つまり私がシフトに入ったのも十数時間前。






…思い返してみると長いね、やっぱり。



まぁ何にしろそのバイトがあと5分で終わるのだ。




はぁ、と欠伸を噛み殺し、コンビニを見渡す。





やはり深夜とあって人がいない。郊外ってのも影響してるかもだけど。



そして今日はバイトも1人だ。いつかのやる気無さ気な女子高生は辞めたらしいと風の噂で耳にした。




深夜のコンビニに一人ってのも、中々ホラーだなぁ、と考えかけて…。






…………ストップ。




いや全然怖くないし？後ろの暗闇から長い黒髪の女が出てきたらどうしようとか全く考えてないし！？

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