【銀魂3z?】嫉妬、始めました【坂田銀八】

大学生ライフ ページ43

「それにそもそも、…キスとかする！？」



「そりゃぁ和田さんのこと好きだったから」



「……私のことが好きだったらさ、もうちょっと思いやりとかないわけ？」



「思いやってるつもりだったんだけどなあ」





どんな思いやりだ。





「とにかく！今から私と貴方は他人。いい？」



「いやだね」



「なんでだよ」





ここは素直にOKして欲しかった。




「だってさ、和田さんここのところ僕を避けてたでしょ」
「当たり前だ」



「これで友達やめたらもう一生話しかけてこないでしょ」
「いやそれも当たり前」




話しかけたくないしね。




「うん、だからやだ」



「やだ、じゃなくてですね、そっちがなんと言おうと私的には絶交だから」




アレ以上のことをされても困るしされたくないし。




「仕方ないな。じゃぁ僕的に和田さんは大親友でいいの？」「何故そうなる」




意味がわからない。というか分かりたくない。




「私と貴方は一生絶交状態！これ絶対だから。そっちが了承しなくとも私が認める！！」




右手でバッグを引っつかみ。




「そんじゃ、さよーなら」



銀八との仲をかき乱されて、こいつには結構…、かなりムカついているのだ。






(…“またね”はないから。)




大学生ライフというのも、中々に難しい。

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