【銀魂3z?】嫉妬、始めました【坂田銀八】

私を巻き込まないでください ページ36

「お前んな恐えー顔すんじゃねーよ」



「いや原因が何を言う」



「取り敢えず頂くからな」




「そりゃどういう意味で――――…っ」




先程よりも少し乱暴に唇が重なり、そして。




「……んッ！？」




するり、いつになっても慣れない“何か”――――銀八の舌が入り込んできた。





「…ひゃ、…ぁ…んっ…」




とても自分のものとは認めたくないような声が漏れてしまって。



銀八にしがみつきながら、ゾワリと背筋が粟立つのが分かる。






「…ふぅ…ッ…ん……、…はぁッ」




――――そして暫しの時が過ぎ、唇が解放された。



乱れた息を整えながら銀八を見上げると。





「……えっろ」


「うっ…さい、死ね」




物騒だな、それが女の言うことか、と苦笑いを零す銀八はまだまだ余裕そうで。




「…第一こういうことを普通こんなところでする？」



「スリルがあっていいだろ」
「良くない！」




どんなスリルを求めてるんだ。というか私を巻き込むな。

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