【銀魂3z?】同棲、始めました【坂田銀八】

何かがあった　side銀八 ページ40

【銀八side】


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日付が変わる直前、ガチャリと玄関のドアを開ける。



「…起きてるかー…」




ってんな訳ねーか。



真っ暗な居間を抜け、これまた真っ暗な寝室に足を踏み入れると。




「……A？」




Aの姿が見当たらない。




月明かりを頼りにベッドに近付けば。





「…ったく、」




床に座ってベッドにもたれかかりながら眠るそいつ。




「何してんだ、…って」




そこまで言って違和感に気づいた。



寝息をたてるAの目が、腫れているのだ。




「…泣いた、のか…？」



ならば、何故？




目尻に溜まった涙を拭ってやり、Aをベッドに寝かせる。





……一人で電気も点けずに泣いている、とは普通のことではない。



…明日、聞き出すか。




そう決めて、俺も寝る支度を始めた。

6畳、一人、ため息の渦→←不安

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