【銀魂3z?】同棲、始めました【坂田銀八】

戸惑うというか気味が悪い ページ30

「…で、だな、Aちゃん」



「な、何？」




突然名前の呼び方が呼び捨てからちゃん付に変化して戸惑う。というか気味が悪い。




「この間キスマークつけたよな、俺」



「そ、そーだね」




この間、といってもそれはもう数週間前の出来事である。




「アレ、もう消えちまったか？」


「そりゃぁ綺麗に消えた、けど…」




不意に嫌な予感を感じ取る。




「……何する気？」



「お前無防備だかんな。俺のっつー印でも付けとかねーと」




いや本当に何する気！！？




「駄目だよ、絶対ダメだからキスマークは」


「ダメじゃねーよ」


「だって同回生に見られたらどうすんの！」


「俺の計画通りだ」


「私の意見は！？」




精一杯抗議するも、ジリジリと距離を縮めてくる銀八には届いていないらしい。




「そもそもだな、成人男女がひとつ屋根の下ってなったらやることは決まってんだろ」


「う…UNOとか？」


「じゃぁそうするか。一回負けるごとに服脱げよ」「いやすんません冗談です」




銀八ならやりかねない。




「んじゃ、ベッド行くぞ」



「え、ちょ…はい！？」




さっきまでキスマークのことで言い争ってなかったっけ私たち！！？




「なんでベッド！？」



「気が変わった。」




「お前が可愛すぎるから悪い」といって私の膝の裏に手を入れる銀八。




「ちょ、待っ…、明日学校だし！！」


「2時限目からだろ。知ってるからな俺は」


「そういう問題じゃ…、」「つべこべ言うのはベッドの上にしとけ」





ニヤリ、笑った銀八。一方で私は眉間をヒクヒクとさせて。





「こんの…セクハラ教師ィィィイイイイイ！！！！」



ここ2年ほどで何回叫んだか分からない言葉を、いつぶりかに叫んだのだった。

一般の定義で言えば→←聞くの忘れてたし

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