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練習が始まり、ドリンクやタオルを各校に届けて回る
南「んしょっ…お、重い…」
『クスッ、いいよ、無理しないで
ドリンクは私が運ぶし、南ちゃんはタオルを持って行ってよ』
南「うう…ごめんなさい」
マネなりたてとは言え、彼女は作業は1通り覚えたのかスムーズに進んだ
だが、いかんせん毎日ハードに練習をするAとは違い体力はない
ドリンクが入ったかごも持つのはムリなようだ
青学に氷帝、四天、そして立海
次々に配ってやっと最後のコートへと来た
南「あのっ！ドリンクとタオルです！」
『遅くなってごめんね〜』
幸「やあ、真宏に、佐藤さんだったね？ありがとう」
フェンスの扉の横にはやっぱり幸村
ジャージを肩にかけて練習を観ていた
水分補給はマメにと、ドリンクを運び込むとすぐに休憩の合図がかかる
それにいち早く反応した赤也は、２人の元へすっ飛んできた
赤「おーい！A〜、南〜！」
南「赤也くん、お疲れ様！
それより本当だったんだね！真宏くん女の子って！」
赤「真宏“くん”！？」
南「真宏くんがそれでいいよって！
真宏くん凄くかっこいいし、優しいんだもん！」
赤「あのなぁ…
だから言ったろ〜？俺、嘘つかねーし」
南「えー？ほんとかなー
ねぇ、赤也くん嘘つかない？」
急に話をふられる、ドリンクを配っていたら自然と2人だけの世界になっていて、なんか気まづい
Aの頭には、先ほどの南との会話がリピートされた
『んー…どうだろうな〜』
赤「おいおい！考えんなよ！？
そこはうんって言ってくれって！」
南「ほらー、やっぱり嘘つくんじゃない」
ぷくーっと膨らませたほっぺ、あははと笑ってまた2人の世界になる
３人で纏まって話してるのに
感じるのは疎外感
彼らとの距離はいったい何メートルあるんだろう
１メートルもない距離が遠く感じる
2人から１歩、そしてまた１歩と後ろに下がっても彼らは気づかない
そうして離れ、コートに落ちたボールを拾いに行く事にする
感覚が、感情が、なんか変だ…
＿
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yue.(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます！全然気づきませんでした！ｗ (2016年12月27日 0時) (
レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 4の方最強ガールじゃ無くて最近ガールになってますよー (2016年12月27日 0時) (レス) id: b5991fbf2b (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - 笑笑ありがとうございます (2016年12月12日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
yue.(プロフ) - SAKUYAさん» 昨日、同じかなぁ…と思いました！作品と作者名は結構覚えてるので！固定了解しました！しっかり覚えておきますね！ (2016年12月12日 17時) (レス) id: 327fda9cd8 (このIDを非表示/違反報告)
SAKUYA(プロフ) - そうなんですか！！有難うございます！！あと、ゆえさんの作品によくコメントさせていただいてるんですけど、仁王サクヤとjokerって私なんですよ、笑。名前変え過ぎで…もう変えませんけどね！！ (2016年12月12日 17時) (レス) id: c017e395ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2016年11月23日 15時
