検索窓
今日:34 hit、昨日:14 hit、合計:98,759 hit

110 ページ20

▼side 侑



些細なことでサムと喧嘩
なんやったっけ?あー…もう原因も覚えとらんわ

イライラして喉乾いて、牛乳ラッパしたらオカンに買うてこいと追い出されて



侑「(何してんねん、俺…)」



ビニ袋に牛乳ぶら下げて、ダサ。



まあええか釣り銭でアイス買うたし

…少しだけ、ほんの少しだけ期待してスーパーやのうてコンビニに行ったりとか



全てにおいてダサい。
もしかしたらAとまた会うかもとか、ホント…



「あっれー?なんやっけ君えーっと、」




袋をブラブラぶら下げて歩いとったら前からなんや陽気な声



侑「あ、」

「あーっ!そうやそうや侑!宮侑くんよな?自分!」



Aのかーちゃんやんけ


え、え、いや
なんでこのタイミング?
ワンチャン狙ったのは親やなくて、娘の方…



「いやあデカいから目立つなぁ!何してん?」

侑「あ…買い物を、えっと、こんばんわ」



1回だけ偶然に会ったことあったけどめっちゃパンチが強い



「はいこんばんわー
買い物かぁなんやAに会いに来てん思ったけどちゃうのか」

侑「家、近いんスわ
「あっそうやあ!!」…」



それは酔っ払いやったからってのもあると思うけど

…あれ待って?この人今日も酔っ払ってへん?



「今日はまだ飲み足りなくてなぁ!
校了明けの祝いでちょっと付き合って」

侑「は?」



レッツゴー!と陽気な足取りで腕を引く
しっかりした造りのアパートの階段をかけあがった



「さぁさぁ!じゃんじゃん飲もー!」

侑「(え?え?えぇぇぇえ〜!?)」



…なんてパワフル、まるでハリケーン?





·





·





一方その頃


『んま〜!バァちゃんの豆腐ハンバーグ世界一!』

「ふふっいっぱい食べやあ、信ちゃんも」

北「おん
(こいつ飯言われたらすぐさま機嫌直りよったな…)」



たった一言言葉にしただけで、他には何も言わなかった


自覚するように自分に言い聞かせるように囁いた言葉はどれほど大きなものか信介にはまだよくわかってはいない



しかし、実は豆腐ハンバーグよりも案外軽いものなのではないかとひとり疑心暗鬼になった信介だった。



____




呪術廻戦とクロスオーバー、稲荷崎でもっと増えないかな…。(小言)

111→←109



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (160 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
732人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 稲荷崎 , 宮侑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

弦一郎(プロフ) - 善さん» おおおっ!気づいて貰えた!!笑 (2021年4月9日 15時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 107話。オラこんな村嫌ダァってな。笑 (2021年4月9日 5時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
弦一郎(プロフ) - 志保さん» 遅くなってしまいすみません;;ありがとうございます!これからもゆっくりですが更新頑張ります! (2021年4月8日 15時) (レス) id: eb78cccc43 (このIDを非表示/違反報告)
志保(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新まってまふ! (2021年3月28日 16時) (レス) id: 70434f609f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:弦一郎 | 作成日時:2021年2月6日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。