【文豪ストレイドッグス】勝手に消えてごめんなさい

・太宰治様 ページ27

Noside

太宰さんヘ

太宰さん、私を貧民街から救い出してくれてありがとうございました。

太宰さんのおかげで私は楽しい生活を送る事が出来ました。

太宰さんの厳しい訓練は大変でしたが、そのおかげで私はマフィアでやっていけました。

そして、太宰さんと同じ時期に幹部になる事が出来ました。

マフィアに入ってすぐ、私に色々なものを買い与えてくれて何不自由なく生活出来ました。

一週間経って太宰さんの相棒の中也さんに会いました。

その時から太宰さんに恋愛相談をしてましたね。

結局、告白することはありませんでしたが・・・ありがとうございました。

太宰さんは私の恩人で、師匠みたいな感じでした。

だから太宰さんがマフィアを抜ける時、私は一度も迷わず太宰さんについて行くことを決めました。

太宰さんはマフィアに残れと云ったけど、私は恩人の貴方の敵にはなれませんでした。

そうして探偵社に入社してからもお世話になりました。

入社試験で助けて貰ったり、仕事が覚えられなかった私に教えていただいたりしましたね。

段々探偵社での生活が慣れてくると太宰さんはサボり始めましたね。

探偵社の皆さんが困るので、ちゃんと仕事してください。

川に入 水も駄目ですよ。

太宰さんは他の人より沢山の事が見えてて、私では役に立てない事も多かったように思います。

でも一緒に居れて私は凄く楽しいかったです。ありがとうございました。

太宰さん、生きてください。生きて居れば必ず何かがあります。

其れが何かは私には判りませんが何時かその何かがある迄生き続けてください。

そうすれば、生きてて楽しいって思えるようになりますよ！

今迄ありがとうございました。本当に感謝しています。

Aより

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す