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JUN side
「わぁ!本当にヌナだ〜!」
無邪気に駆け寄る僕は、
ちゃんと空気が読めて無い弟に見えてるだろうか。
「ジュン君。お疲れ様」
ふわ、って。
安心したみたいな顔で笑うヌナに、
お疲れ様って笑い返してその手を握る。
ヒョンの視線が痛いけど、
ごめんねヒョン。
今は許して。
ヒョンの為でもあるからさ。
「スングァナがねヌナがいるよって言うから、
会いたいな〜って思って来ちゃった。
皆も会いたがってたよ!」
「え、私も会いたい!」
ニコニコと笑う空気の読めない僕に、
ヌナはようやくいつも通りの笑顔になって。
「じゃぁ行こうよ!」
そう言って握った手をひけば、
ヌナはヒョンの方を、
少しだけ、
ほんの少しだけ気にして。
それから、うん!って僕の方を向いた。
「ヒョンもおいでよ!」
そう言い残して練習室を出れば、
外に居たジスヒョンが困ったような顔で笑ってて。
「ごめんね、Aちゃん」
そう言ってヒョンはハニヒョンの居る練習室へ消えて行った。
ヌナは何に対してのごめんねか分かっていなくて、
不思議そうな顔で首を傾げている。
可愛いなって笑う僕にヌナは何?ってまた不思議そうな顔。
「何でも無いよ」
そう言って、皆が待つ事務所の休憩室へ。
ヌナの手を引いて歩いた。
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やふこ(プロフ) - ああ!今回は弟たちのやり取りも見れて、そうだったの?ってなりながらも、ハニくんが甘くて手が止まらなかったです!!すぐ続き、行ってきます!!← (2023年1月18日 9時) (レス) @page50 id: 76622097b3 (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - koro39さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2022年3月12日 6時) (レス) id: c0ca8cff26 (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - 完走ぜひ!!一気読みするほどハマりましたー! (2022年2月22日 23時) (レス) @page48 id: 3d70232f0d (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - 於音###さん» ありがとうございます、心底嬉しいです!完走までもう少し、頑張ります (2021年9月15日 1時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
Rui*(プロフ) - 千笑さん» ありがとうございます!!そうです!バーノンくんを励ましてました!! (2021年9月14日 23時) (レス) id: e197707fad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rui* | 作成日時:2020年11月15日 19時