私たち結婚しました [JH]4

変化 ページ21

「でも、だんだん変わっていったんだよね。

今はハニの事、嫌いじゃ無い」

笑う私に、ハニは尚更驚いた顔で、固まった。

その様子がおかしくて、

何固まってんのと笑う私にハニは口をパクパクさせて、

金魚みたいだ。

「大丈夫？酸素たりてないの？」

クスクス笑う私にハニは一旦落ち着けなんて、

自分が落ち着けと突っ込みたくなる慌てぶり。

「酸素が足りてないとかじゃなくて。

お前、そういう…なんかもう…あのな」

「うん。分かったごめん落ち着いて」

私の言葉にはぁと深くため息を吐いたハニは、

ちょっと待てとでも言うように手で制して深呼吸を繰り返す。

「嫌いじゃないって言っただけなのにそんなになる？」

別に告白した訳でもないのにと笑う私にハニはバッと顔を上げた。

今気づいたみたいな顔してるけど、

何を勘違いしていたのか。

「そう…かそうだよな。うん。そうだ」

うんうんと頷いてるハニが可愛くて、

イタズラ心が疼く。

「何、好きって言われたかと思ったの？」

「お前が急に変な雰囲気出すからだろ！」

ニヤニヤすんな！と私の顔を両手で挟むハニの耳が若干赤くて、

それもまた可愛いなと笑ってしまった。

それは突然→←＊

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