STORY 5 ページ6
オフィスに戻ると
浬は椅子に座った
浬「はぁ。」
小石川 「ちゃんとわかってますよ。」
『？？』
小石川 「朝早くからオペ、外来1日40名、検査に病棟回診、カンファレンス、たしかにこき使ってますよ。」
天堂 「ブラック通り越して暗黒ですよね」
小石川 「でもだからって同僚とのコミュニケーションを省エネしちゃダメですよ新人さんたちにも親切に」
天堂 「俺の親切は容量が決まってるんです。」
小石川 「そんな、データ通信じゃないんだから」
天堂 「来生はちゃっかりしてるんですよ」
小石川 「まぁまぁ、とにかくね？人気あるから来生くんは」
天堂 「どうせ俺は人気ありませんよ」
小石川 「人手が足りないのに、今の若い子はすぐ辞めちゃう。今年の目標は」
「「誰も辞めさせない。」」
浬は人を辞めさせるほど怖い人なのかな？
たしかに佐倉さんへの対応見ていたら少し怖いけど…
ーナースステーション−
ピコンっ！ピコンっ！
佐倉 「はい、神田さんどうされましたか？」
神田 「息がっ。急にっっっっ。」
佐倉 「すぐに伺いますっ」
佐倉さんから連絡入って浬と一緒に神田さんのところへ向かった
浬「なんで新人しかいないんだ」
佐倉 「たしかに新人ですけど、国家試験には受かってますし！ちゃうと佐倉という名前があります！」
浬「じゃぁこいど新人」
ー病室ー
浬「神田さん大丈夫ですかー？」
佐倉 「神田さん先生きましたー」
浬「ルート確保」
佐倉 「はいっ」
浬「失礼します」
神田 「(腕を振り上げる)」
佐倉 「神田さん失礼します。きゃっ！」
浬「先に酸素投与」
佐倉 「はいっ」
浬「神田さんすぐ楽になりますからねー。ちょっと待っててください。つないで！」
プシュウーー
佐倉 「キャァっ」
浬「もういい！A変われ！」
佐倉 「すみませんっ」
浬「佳奈、ルート確保も」
『了解です』
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作者名：cana | 作成日時：2021年1月10日 17時
