恋はつづくよどこまでも (ページ40)

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STORY 39 ページ40

『はい。カットダウンセット用意して』

みおり「動脈出ました」

浬「よし、これでいける。」

みおり「はい。持ち上げます」

天堂「ここ行きます。」

みおり「これぐらいで大丈夫ですか？」

浬「はい。」

みおり「抵抗ありますか？」

浬「いや、このまま行く。」

なんとかオペは成功した
オフィスへ戻るためにナースステーションを通ると

根岸「天堂先生と若林先生凄く良い連携だったようで…」

小石川「お姉さんともそうだった。」

根岸「みのりさんですね。」

小石川「最初はね、どうだろうと思ったよ。天堂くんにとって若林先生を迎え入れることが果たして良いのかどうか…ま、でもね。優秀な医師は1人でも多い方が良い。患者さんの為になるかならないか…基準はそれだけだ！！」

根岸「腕の立つ方です。天堂先生と良いペアになると思います。みのりさんもきっと、喜びますね。」

私は耐えきれず、その場を去った

外の空気が吸いたくて外を少し散歩して時計を見ると勤務時間も終わったためオフィスへ戻ることにした

ーオフィスー
オフィスに戻ると中には浬のデスクの写真を見いるみおりさんと浬がいた
中に入りづらかったから外で話を聞いた

みおり「姉のこと、ずっと思っててくださって、ありがとうございます。さっきのオペでわかりました。あなたはいい医者だって悩んで苦しんで、姉の分まで、努力してくださったんですね先生とずっと、話したかった。あなたなら、姉を失った辛さそれを糧に医師として努力をすると言うこと、分かり合える気がしたから…わたし、あなたを好きになりました！」

そう中からみおりさんの声が聞こえた。
なぜかそこにいてはいけない気がしたため、私はロッカールームへ行き着替えた。
帰りにコンビニでお酒を2、3本買ってマンションの近くの公園に行った

『はぁっ…私なにしてるんだろ』

来生「1人でそんなところで何やってんの？」

『来生先生！』

来生「大丈夫？」

『あぁ～これぐらい全然大丈夫です！まだ2本目だから』

来生「もうそれぐらいにしとこうか･･･」
そう言い、私のお酒を取った。