三十二話 ページ34
Aside
母さんは一度も見舞いに来なかったらしい。否、それ事態はどうでもいい。だっていつも通り忘れられていただけだろうし。
今日は体育祭。
あれから一週間が過ぎていて、あたしは生きてる。
あたしの生活には余り変化は無かったし、誰かと親しくすることも無かった。
それでも、何かいつか変わる。そんな気がしてならないのは自惚れているのだろうか。
あたしは一位をとる。
とれないかもしれないけれど、出来る限りのベストは尽くしたい。
出来るだけ目立って、一つだけでもいいから指名を貰うんだ。貰えたらそれで満足。
だってあたしには貰えるような要素が無いんだもの。存在が薄いし。
マ「期待の特待生！緑谷Aもいるヒーロー科Ａ組だろぉ！？」
他の科が凄い雑に扱われてないか。
大丈夫なのかなこの人。
ほら、文句やら不平不満がたらたら流れていますよ。
ミ「選手宣誓！爆豪勝己！」
あたしにもやらないか話が来たけれど断っておいた。目立たないだろうし。
それに考えるのは面倒だったし。
爆「せんせー。俺が一位になる。」
………。
らしいけど、言うと思ったけれどさぁ。他の科の人の妬みが半端じゃあ無いよ。
……相変わらず凄いなぁ、かっちゃんは。
それに比べてあたしは…昔から何も変わりやしない。一体どうすればいいのかな。
ミ「第一種目は障害物走よ！
コースから外れなければ何をしてもいいわ！」
何をしてもいいのか。
なら、本気を出して一位をとろうかな。何をしても反則にならないんだし、ちょっと位目だたないと。
きっと、頑張ればお母さんも見てくれる。兄さんを見る目的だろうけれど、きっと。
ミ「よーい、スタート！」
マ「！？なんだぁ！？物凄い業風が来たかと思ったら……。
はぁ！？もうゴールした？！」
相「よく見ろ。
あの一瞬の業風で飛んでゴールについてるぞ。」
マ「うぉぉ！？
規格外の速さでゴールしたのは……期待の特待生！緑谷A！
特待生だからってぶっ飛びすぎだろ！？」
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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