二十三話 ページ25
Aside
風邪は直ぐに治す事が出来たから凄く暇だった。
そりゃあ少しはだるかったりしたけれど、大丈夫だ。
だから、どうしても早く学校に行きたかったけれど、怒られそうだったんで帰ってくるときを見計らって学校に行った。
出「人から授かったものなんだ。」
何か訳のわからんことを話している。
どういう事なんだ？兄さんは確かに無個性であたしもその時、その場にいた。
違うなんて事は無いと思うんだけれど。
そう言えば昨日、オールマイトが個性把握テストの時にこちらを見ていた気がする。ボール投げのときだっけ。
それも兄さんの時に兄さんを見ていたような…あのときは気にならなかったけれど、今考えると何処か変だ。
兄さんを気にかけている。
ここで教師をするのだからおかしくは無いのだろうけれど何処か引っ掛かる。
そう言えば兄さん、ヘドロ事件のときオールマイトに会ったって母さんに話してたな。
教師がする心配にしては過剰過ぎる。
それにあの個性はオールマイトに似ていた。
……まさか…まさか、ね。
でも個性は最近、どんどん進化して何でも有りきになっているから……どんなことがあっても不思議じゃあ無い。
個性を渡す個性があったとしたら？
あの時、兄さんがオールマイトに認められて個性を渡されたとしたら？
それだと、辻褄が会う。
だとしたら………だとしたら、何で兄さんなんだよ…
無個性だから？
あたしはこの個性を使わなくなれるのだったら、何でもする。
何で……何で兄さんなんだよ……！
爆「…おまっ、何でだ！」
緑「個性使えば……治すのは簡単なの。…知ってるでしょ……
ここに来たのは………暇だったし……。」
そう言って家に帰ろうとして。
帰りたかった。惨めで堪らなかった。
あたしがやって来たことは一体なんだったんだろうバカみたいだ。
爆「おいッ、待てよ！」
緑「ッ、何？」
声をかけられるとは思っても見なかったから、結構驚いた。
かっちゃんはこちらに向かってすごい早さで歩いてきた。
爆「俺だって病人一人で帰らすほどじゃねぇよ。
送ってくから乗れ！」
すると、屈んで背中を出してきた。
これは、おんぶと言う奴なんだよな………。どういう反応が正解なの？
緑「……背中に？」
爆「それ以外何処があんだよ！！
乗れ！！！」
そっと背中に乗ると優しく背負われた。
凄く、温かくって驚いた。
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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