二十五話 ページ27
Aside
黒「13号にイレイザーヘッドですか。先日いただいたカリキュラムにはオールマイトもきている筈なんですが………」
死「なんだよ。こんな大衆引き連れてきたのにさ。
オールマイト……平和の象徴。
子供を殺せば来るのかな？あの子を拐え黒霧。」
あたしはその時、後ろの方にいた。まさかあたしに向けて言った言葉だとは思わなかった。
だから、避けられなかった。
相「Aッ！！」
広場に飛ばされた。
後ろを振り返ると、手だらけのさっき目があった男が立っていた。
死「…これ、覚えているか？
昔……人体実験に使われた首輪だ。
お前の個性を有力的に操る為の、な。」
あまりの事に驚いて何も言えない。それは確かに見たことのあるものだった。
あの日。
兄さんからいい放たれた一言で逃げ出したあの日。あたしは…。
人体実験として一ヶ月、違法組織に囚われていた。
緑「……嫌ッ、やめ……て！！」
死「…そそる顔をしてるなぁ。
いいか、この指があと一本お前に触れればお前は崩れて死ぬ。
怪しいことをするなよ。お前は連れて帰りたいんだからな。」
そう言い、四本の指があたしの顔に触れた。
嘘では無いんだろう。
震えて、ピクリとも動けなかった。
首には、棘が首につける側についている首輪がつけられた。
酷く痛く、首の頸動脈と神経は避けてつけられているみたいだけれど、血が滴った。
緑「ッ、いた……いッ……」
首輪には紐がついていて、その先を男が握っていた。
あの日から一ヶ月の人体実験を受け、逃げ出すまで。
ヒーローはあたしを救ってやくれなかった。
だから、ヒーローは嫌いだ。
待てど暮らせど、何の変化も無く、日々が過ぎていった。
死「ほら、立てよ。Aちゃん？」
紐を引っ張られ、首に棘が食い込み呼吸が苦しくなるほどに引かれて無理矢理立たされた。
そこには、相澤先生が敵と戦っていて、皆が散り散りにされていた。
緑「ッ、グッ……苦しッ……」
相「…ッ、A！
待て、今、助けてやるから…」
緑「ッ、せんせッ………助け、」
死「おっと……動くなよ？」
緑「い¨ッ、あ¨あ¨ぁぁッ！！」
肩を握られ、ボロボロと崩れていった。
腕は取れなかったから、少しだけホッとした。
相「…本命かッ！」
死「…本命は俺じゃない。」
現れたのはでかいバケモノだった。
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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