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翔さんが帰ってから俺はそのまま寝てしまい、気がつけば深夜2時
翔さんが帰ったのが10時ぐらいだから…結構寝たな
スマホを見ると不在着信が入っていた
知らない番号…誰だ？
でも、何回も掛けてきてるって事は知り合いだよな？
知らない奴だったら直ぐに切ればいいかと思い深夜2時という非常識な時間に掛け直した
なかなか出る気配がないから、電話を切ろうとした時コール音が消えた
「…ん、だれ？」
男の声だ
んん？？でもこの声どっかで…
「あれ？イダズラ？」
そこでハッとして、翔さんから渡された大野さんの手紙に書かれている番号と今俺が電話をかけている相手の番号を見比べる
N「…大野さん？？」
O「う？その声…ニノか！」
すっかり忘れてた
連絡してこいって書いてあったんだ
N「ゴメン、電話の事すっかり忘れてた」
O「俺、ずっと待ってたんだけど」
N「だから掛け直したじゃん」
O「いや、時間遅すぎ」
N「それはゴメン。寝てたんだよ。つか、何で番号知ってるの？」
O「ニノから一向に掛かってこないから、翔くんに聞いた」
N「あぁ、そういうこと。んで、どうしたの？」
O「えぇ、今？？俺、凄い眠い」
N「俺は全然眠くない」
知らねぇよ！と大野さんに怒られたが、優しい大野さんは俺に付き合ってくれる
O「翔くんの事だよ。何か嬉しそうだったから付き合ったの？」
N「まさか。まだ返事してないよ。」
O「ふーん、そうなの？じゃあ何であんなにテンション高かったんだろ」
N「次は俺が翔さん家に行く約束したからじゃない？」
O「あ〜それか。何だ、せっかく祝ってやろうと思ったのに。翔くんも翔くんだよ。次の約束ぐらいで喜びすぎ。まぁ、可愛いから良いけどさ。」
こないだ初めて会った時からずっと疑問だった
大野さんの翔さんへの気持ちに
N「大野さんって、翔さんの事好きなの？」
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作者名：かずにゃん
| 作成日時：2017年6月6日 8時
