突然、告白されました NS (ページ34)

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「「カンパーイ！！」」

N「昼間からビールとか最高だわ」

S「休みの日しか出来ないからな～」

N「翔さん、明日は仕事？」

S「うん、ニノもでしょ？」

N「あーそうだった…明日は大学にも行かないとダメなんだ」

S「大変だね～」

N「翔さんほどではないよ」

お互い明日もあるから、夜じゃなくて昼間に飲んで正解かもしれない

ピコンッ、ピコンッ

俺のスマホがメッセージがきたことを知らせる

翔さんと話しながら横目で誰からか確認して放置

S「いいの？返事しなくて」

N「うん、相葉さんだから」

S「ふーん、ニノって雅紀といつから仲良いの？」

N「いつからだろ…幼稚園？」

S「え！そんなに付き合い長いんだ」

N「腐れ縁ってやつ？高校は違ったんだけど、大学が一緒になってさ～」

S「それで、バイト先も一緒で就職先も一緒になったんだ」

N「そう。ホント腐れ縁ってこの事を言うよね」

あははっと声高らかに笑う翔さん

今はその笑い声が心地よく感じるが、最初はビックリした

この人、見た目はクールそうなのにこんな声上げて笑うんだって喫茶店で翔さんとゆっくり話した時に驚いたし、翔さんに興味を持つようになった

そしたら色んなことが分かったし色んな翔さんを見れた

ご飯を食べる時はリスみたいに口にいっぱいに詰め込むとか

困った時は眉毛をハの字にするとか可愛い部分に対して

仕事をしてる時の翔さんは見た事もないくらい真剣でテキパキしてて

ああ、これがギャップ萌えってやつかと一人関心してた頃を思い出す

っても、出会って１ヶ月ぐらいしか経ってないけど

S「あ、そうだ。忘れてた」

N「なに？」

S「これ、大野さんからニノにって」

N「大野さんから？？」

翔さんに渡されたのは白い封筒

中を開けると綺麗な字で書かれた手紙だった

〝今度、ゆっくり飯でもどう？？翔くんの事も色々聞きたいし。これ、俺の連絡先。絶対、連絡しろよ。〟

…大野さんとは気が合うから飯は全然良い

けど、翔くんのことも色々聞きたいっていう一文が怖い