突然、告白されました NS (ページ33)

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目の前で美味しそうに俺の作ったオムレツを食べる翔さんは凄く幸せそうだ

翔さんの食べっぷりは見てるこっちも幸せになれる

N「あ、翔さんケチャップついてる」

S「うそ、どこ？」

N「んー…はい、取れた」

翔さんの口元に付いていたケチャップを指で拭き取る

ティッシュで拭くのがめんどくさかったからその指を舐めてから気付いた

顔を真っ赤にした翔さんに

N「あっ、ゴメン。癖でつい…」

S「う、うん…癖なんだ」

N「昔から何だよね…相葉さんにもよく怒られるんだ。他の人にやったら勘違いされるからって」

S「その通りだと思う…期待するから直した方がいいよ」

N「…あ、うん…でもさ」

この癖は俺が気を許した人にしかしないんだ

だから、相葉さんと潤くんにしかした事ないって伝えようと思ったけど

言い訳がましいから止めた

N「ごめん、何でもない」

S「うん…じゃあ、そろそろ飲む？？」

N「いいね、飲もうか」

ふと思った

俺は翔さんに告白されたけど、その時に返事はまだいいって言われた

それ以来、翔さんから返事を聞いてくるような事は一切無い訳なんだけど…これは俺から言うべきなのか？

S「おーい、ニノ？」

N「ん？」

S「考えごと？急に動き止まったからビックリした(笑)」

N「あぁ、うん、大丈夫…さ！飲もっか！！」

翔さんへの気持ちもまだハッキリと分からないし、まだいいか

とりあえず今は、翔さんとの時間を楽しもう