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それからは俺も他のお客さんの相手をしていたから、櫻井さんとあまり話せなかったけど
ごちそうさまでした
と食べ終わったお皿に向かってペコっと頭を下げる姿を見て…あぁ、良いなと思った
誰も見てないのに自然とそういう仕草が出来る人って凄く良い
また何か作ってあげよう
と素直に思えた
A「ニノ、今翔ちゃん見てた？」
N「礼儀正しい人だなって思ってさ」
J「翔さんの良さに気付いちゃった？」
N「ヘタレだけどアレはモテるでしょ」
J「正解。モテまくってたね。高校の時はサッカー部のキャプテンもしてからもう大変だったよ」
N「へぇ、サッカー部のキャプテンねぇ」
A「すげぇ！翔ちゃん！！」
興奮気味に言ってるけど、相葉さんもバスケ部のキャプテンしてたよね？
にしても意外だった
何か運動部には入ってそうだったけど、キャプテンより影でサポートする副キャプテンタイプだとばかり思っていた
J「翔さんああ見えて凄い熱いし、負けず嫌いなんだよね」
N「ふーん、意外かも」
J「そういうところに俺は憧れてんだけどね」
N「潤くんも酔ったら面倒くさいぐらい熱いもんね」
J「うるさい」
軽く頭をしばかれる
ふふ、俺が潤くんを貶すような事を言ったら直ぐにこの人がフォローに入る
A「俺は潤くんのそういうところ好きだよ！」
J「な、なっ！！」
顔真っ赤だ…潤くんのあんなに真っ赤になった顔見るの初めてかも
J「バ、バカ言ってないで早く手を動かせ！！」
A「いてっ！酷いよ、潤くん！」
怒ってるフリしてるけど耳が赤いのは隠せてないよ、潤くん
相葉さんもそれに気付いてる
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作者名：かずにゃん
| 作成日時：2017年6月6日 8時
