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N「出来たよ」
俺がテイクアウト用の袋に入れようとした時、櫻井さんが待ったをかける
S「悪いんだけど時間出来たからココで食べる」
N「ふふっ、別に謝らなくてもいいのに」
S「だってさっきはテイクアウトとか言ったからさ…」
N「律儀だよね、櫻井さんって。あ、コーヒー飲む？俺の奢り」
S「え！？奢り！？いいよ、そんなの！」
N「言っとくけど俺が奢るのって凄い珍しいんだよ？もう2度とないかも。それを逃しちゃうの？」
うぅと悩み出す櫻井さんに
俺の声が聞こえてたのか相葉さんが遠くの方から奢られときなよ！って叫んでる
S「じゃあ、お願いします」
N「了解。あ、これサンドウィッチね。2人分あるけど…ホントに1人で食べる気？」
S「当たり前。2人分とか余裕で食べれる。」
と美味しそうにサンドウィッチを頬張る姿を見て思わず笑みが零れた
N「いい食べっぷり。作ったかいがあるよ」
S「めっちゃ美味い！！二宮さんのサンドウィッチ最高！」
N「パンに玉子挟んだだけなんだけど」
S「いやいや今まで食べた中で一番美味いよ！！やっぱ好きな人の手料理は違うんだな〜」
N「なっ…」
あまりにストレートに言われたもんだから、顔が赤くなる
俺のその様子を見て、櫻井さんも自分の言った事に気付き顔を赤くした
S「コ、コーヒ！欲しいな〜」
N「あ、あぁ…ゴメン、忘れてた」
なんだこの甘酸っぱい感じは…付き合いたてのカップルかよ
…調子狂うな〜
櫻井さんがあまりにもピュアすぎるからか？
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作者名：かずにゃん
| 作成日時：2017年6月6日 8時
