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店を出ようとした時、二宮さん！！となかなかのボリュームで呼ばれた
呼んだ本人もビックリするほど声が大きかったのか恥ずかしそうに相葉さんと潤くんの視線を気にしている
N「はい」
S「俺の告白、マジだから。ちゃんと考えて欲しい。でも俺たち会ったばかりで何も知らない狀態だからどこか出掛けない？？」
N「なんだそんな事。いいよ、出掛けよ。その代わり！櫻井さんがどこに行くか決めてね。俺、そういうの嫌いだからさ。」
S「安心して俺そういうの逆に好きだから」
N「それは安心出来る。じゃあ、また」
軽く手を挙げると櫻井さんも照れ臭そうに手を挙げたのを見て自然と笑みがこぼれた
その様子を見ていた相葉さんに店の外に出た瞬間、囃し立てられたのはかなりウザかった
A「いてて…ニノちゃん酷い」
N「うるさいのが悪い」
A「照れ隠し？」
N「違うわ！」
A「ニノ楽しそうだったよ。翔ちゃんと話してる時！」
N「普通に良い人だったしね」
A「出掛ける約束もしてたもんね！」
N「…ハァ」
いつまでたっても治らない相葉さんのニヤニヤ顔に思わずため息が出た
N「俺なんかより相葉さんはどうなのよ」
A「え、俺！？」
N「そう。潤くんに告白した？」
A「してないしてない！出来るわけないじゃん！」
N「何でだよ。貴方のモットーは思い立ったら即行動じゃなかったっけ？」
A「うぅ、そうだけど。それはいける！って直感があるから…」
N「じゃあ、いけないと思ってるんだ」
A「だって、潤くんカッコいいし…絶対他に好きな人いそうだし…てか、絶対にいる！俺の勘がそういってる！！」
あながち間違ってはいないかな
潤くんに好きな人がいるのは確かだし、でもそれは相葉さんなんだけどなぁ
N「相葉さんもカッコいいよ？自分に自信持てよ」
A「んも〜！！ニノちゃん励ましてくれるの！？」
N「別に、そういう訳では…」
A「ふふ、ありがとう」
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作者名：かずにゃん
| 作成日時：2017年6月6日 8時
