突然、告白されました NS (ページ12)

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N「潤くん、コーヒー」

A「あ、俺も俺も！」

J「はい、了解。あ、今日さ貸し切り」

N「貸し切り？？」

J「お前ら2人の歓迎会。」

その瞬間、帰る準備をいそいそとしだす櫻井さん

J「ちょっと、翔さん何帰ろうとしてんの？」

S「いや、俺邪魔だろ？」

J「邪魔じゃない。翔さんニノと知り合いなんでしょ？じゃあ、いいじゃん。ね、ニノ？」

正直、邪魔でしかない

けど…この流れで邪魔だって言えないし、櫻井さんもすげぇ申し訳無さそうな顔してて可哀想だし

N「うん、櫻井さんも良かったらどうぞ」

A「ひゃー！！」

N「お前はうるさい。あ、コイツの言う事は気にしないで下さい。バカなんで」

A「ちょっと、第一印象悪くなるじゃん」

S「あっ…と、じゃあお邪魔します」

席に座り直した櫻井さんを見て満足そうな笑みを浮かべる潤くん

あ、これ、仕組まれたな

多分、櫻井さんは何も知らなさそうだし…潤くんの独断だな

俺と櫻井さんの距離感を縮めよって作戦ね

そう簡単に作戦にはまるわけない

と、思ってた

N「へぇ、櫻井さんって編集者なんですね」

S「そう。もう大変なんですよ」

N「じゃあこないだ電話してた大野さんって人も」

S「漫画家さん。あの人は特にマイペースだからマジで大変で…」

N「ははっ、おつかれです」

なのにいつの間にか仲良くなってしまった

いやね、なんか気が合うんだよね、うん