仲良し2人組…？(3-A) ページ2
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「持さぁ〜ん、一緒っすね」
「最悪だよ、真面目に授業受けれる気がしないよ叶くんといると」
「え、それって僕と居るのが楽しすぎてって事ですか？やだなぁ〜もう〜照れちゃうっ」
「それもあるかもしれないけど邪魔してくるじゃん」
「それもあるんだ。やったね」
「ちゃんと話聞いてる？笑 邪魔の方が9割だとも思いやしないの？笑」
「えーひどーい！持さんが僕の事いじめてくるー！」
"かなかな泣かないでー！" "許すまじ！" "顎のくせに"
「叶え隊を呼ぶなここに！」
『負けてやんの〜』
「は？負けるとかいう問題じゃ…って、Aじゃないですか」
「おはよ〜うAちゃん」
『おはよ、2人一緒のクラスでいいな〜』
「あれ？あなたもしかしてぼっちですか？」
「知ってるくせに…イテっ笑 そんな叩かんくても笑」
『ぼっちって言い方良くないなぁ？剣持くん？』
「いやでも事実ですから。ドンマイだね」
『うっざ〜！誰かこいつを2年に戻してください！』
「聞いてよAちゃん、さっき持さんがAちゃんのこと…」
「あんたは黙っていられることは出来ないのかぁ！！」
「ごめんつい笑 可愛くて笑 安心してAちゃん。持さん意外と君のこと心配してるから」
「おい言うなって！！」
『剣ちゃん…。』
「んだよ、文句あんのか？あぁん？」
『寂しい時、D組まで会いに来てくれる？』
「ん、んんー…分かった分かった、行くから。そんな悲しい目で見ないでよ」
『ちょっろ〜い笑』
「照れてやんの〜」
「ぶっ…ちのめす！！」
「はははっ笑」
そしてその文字の通り、D組に頻繁に通う剣持刀也の姿があったのだとか。
そしてAと分かれて自分達の教室に行く2人。
「叶くんは？いいの？」
「ん〜？何がー？」
「Aのこと割と気に入ってると思ってたけど」
「そんな剣持さんほどではないですよ〜」
「そうやって逃げるんですね、なるほど」
「逃げてなんかないですよ。むしろ2人のこと応援してるというか」
僕はもういいんだ〜、と小さく呟いている。
「でも、もしも持さんが泣かせてたら僕、どうなるか分からないなぁ。持さんのこと殺しちゃうかも」
「普通にヤンデレ気質で怖いのやめてもらっていいかなちょっと笑 叶くんそういうとこあるからなぁー」
「持さん"ほど"って言ったじゃん。僕の好意、計り知れないよ？」
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作者名：白い月 | 作成日時：2023年2月16日 2時
