夫のせいで情報が完結しない2（完）【五条悟】

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『これ、ゲームする前と変わってなくない？』



夜、背後から夫に抱きつかれながら冷静に考えた




何故夜かって？



昼に報復で抱かれたもんでね、爆睡かまして夜起きたってわけ





たく、なんのために金曜日勝負設けたの…




『悟くんよー、』



よいしょと体の向きを変え、夫の顔を眺める




相変わらずいい顔してんな、おい



悟の顔見て毎回思う


この顔崩れたらどんなふうになるんだろうって




『寝てるし、ひひっ、遊んじゃお』



まずは、親指を準備しまして夫の眉間を押さえます


中心に寄せたり、離したりすれば



『くくっ、変な顔』



続いて、目尻に人差し指、頬に親指添えればー…



『ははっ、やっばっ！NLG(ナイスルッキングガイ)じゃなくて、BLG(バッドルッキングガ「なんだって？」』








！？








あの、OPみたいにバンって感じに瞼が開きました
正直ヤバい
これは殺られる



「Aー？」




『』



「もしもーし、」



『…さーて、ご飯たぶぇ！？』


ベッドから出ようとした体は何故か、前ではなく後ろに傾きました
そして何故か中身が出そうなレベルで抱きつかれてます、いや絞られてますの方が正しいかも




「体痛くない？」


『今ちょっと痛いデス』


「うん元気だね」



人の話聞いてねー…



「じゃ、回復したみたいだし」









「また頑張ろっか？」









…アーメン

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