及川専属マネの苦悩3 (ページ6)

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お礼を言ってホテルのエントランスに入る前に下ろしてもらった
…どちらかというと暴れて降りた
だって私を背負ったまま入ろうとするから、さすがにそれは勘弁

受付に行って名前を言うとどうぞーとカードキーを1枚渡してくれた。

1枚？

横にはもちろん及川さんいるのに

『1枚だけですか…？』

「はい！ツインでご予約受けておりますよ？」

どしたの？と言わんばかりに受付のお姉さんは首を傾ける

『ええ！？』

「あー…ごめん。多分それ俺のせいだ」

『…後で詳しく説明願えますか？』

「…ハイ」

部屋につくなり及川さんは私の前で正座して説明を始めた

話を聞くと合宿前、監督が部屋どうする？と聞いてきて、丁度電話中だったから任せますーとよく考えずに言った答えがこれらしい

『…なるほど』

「…スイマセンでした」

まあツインだからベッドは2つだし一緒に寝る訳では無いから、次から気を付けてくださいねの注意で終了
場所が違うだけで家と状況変わらないしね

本人はなんのお咎めもないことにびっくりしてたけど

話は終わって各自荷物を整頓してシャワーへ

ちなみに罰ゲームと言えども背負って貰ったので、お礼ということでお先にどうぞとシャワー権は譲った