7.飼い主 ページ8
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沖「おい。起きろ」
ふかふかお布団の中で目を覚ます。
隊服姿の総悟が立っているのが視界に入った。
『ぁ、あさ』
沖「そうそう朝。早く起きなせェ」
『早い、朝』
沖「ったく俺だって眠いんだからさっさとしろィ」
『…厳しい…社会』
沖「おい。意味深なこと言ってんな。ほら。」
半目で総悟から渡された隊服を着る。
こんな朝早くから起きなくちゃいけないの…。
猫は睡眠が大事だってのに…。
土方「おい、起きろ…って総悟こんなとこにいたのか。」
沖「なんですかィ。俺についてまわって。ストーカーは近藤さんだけで結構でさァ」
土方「冗談抜かすんじゃねぇぞ…!!」
土方さんが青筋を浮かばせ総悟の胸ぐらを掴んだ。
そんな間にも俺は隊服に着替えて準備満タンになっていた。
『ねえ、喧嘩は良いから早く行くんでしょ。見回りだっけ?』
沖「っていうことなんで行ってきやす」
土「おい、待て総悟!!!…くそアイツ…!!」
後ろで土方さんがなんか言ってるのを無視して総悟が俺の腕を引っ張る。
『そーごそーご。見回りってなにすんの?』
沖「歩いてればいいんでさァ。あとこれつけなせェ」
『…へ?』
総悟が差し出したのは赤い鈴がついた首輪。
首輪…?
『にゃ、にゃんで首輪っ…?!』
沖「なに言ってんでィ。飼ってる猫には首輪つけねェと」
『俺は飼われてないにゃ…!!』
....
.........
『…総悟様…!!な、なんで…!!!』
見回りと言われ総悟について行った先はファミレスで、なんか食うのかなって思ったら総悟は何を思ったのか、俺にクリームメロンソーダを買ってくれた。
こここの人神様…!!!
沖「あぁ、今日寝言でメロンソーダつってたから」
『さ、さすが俺の飼い主…!!』
そんな総悟を俺はすんなり飼い主と認めた。
俺がムシャムシャとメロンソーダを頬張ってると総悟は俺の首に首輪をつけた。
が、気にしない。
沖「へっ、ゲットでさァ」
総悟は隣でゲスく笑っている。
?「お、沖田くんじゃん」
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8.見覚えのある(銀時side)→←6.自由(土方side)
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琉樹 - めっちゃおもしろいです!!更新楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (2019年8月5日 18時) (レス) id: 8239e5b652 (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - あいあむ更新待ち。早く書いてくだせぇー旦那ぁぁぁー← (2019年7月17日 0時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
名無し先生@男主製造者(プロフ) - 白昼夢さん» コメントありがとうございます!面白いだなんて…勿体無いお言葉です…!更新もう少しお待ちください(;; (2018年3月25日 1時) (レス) id: 7c6295ab3b (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢 - とっても面白いです!!夢主が可愛い…!!更新頑張ってください! (2018年3月24日 11時) (レス) id: 03cd751316 (このIDを非表示/違反報告)
名無し先生@男主製造者(プロフ) - nerumaさん» ほんとですか(号泣)嬉しいコメントありがとうございます!! (2018年3月11日 10時) (レス) id: 7c6295ab3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名無し先生@男主製造機 | 作成日時:2018年1月13日 5時