【○魂】気まぐれ猫を飼いたい俺ら【男主】

５.１年ぶり ページ6

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“稽古”という言葉に反応した俺は今竹刀を持たされ、道場で総悟と向き合っている。


…いや何で？



『…俺別に戦いたい訳じゃ』

沖｢こうした方がわかりやすいだろィ？｣



戦うのは1年ぶり。

刀を使う場面になってるのも1年ぶり。



あの戦争以来何も



ﾊﾞﾝｯ




沖｢なーにボーッとしてんでさァ。｣


『まだ始まってにゃいのに卑怯だね』



ニコッと笑って総悟の刀を受け止める。

そして、お互い後ろに飛び距離を置く。

体は覚えてるものだ。



始めの合図なんか無いうちに始める。

なんだかそんな雰囲気だったからね。



『…！』




さすが警察なだけある。


1年戦ってない俺には少しキツい。


や、だいぶきつい。




沖｢おっ、もうバテてんですかィ？力が全然入ってねェが｣


『…うっさいにゃあ…！こんっのっ…！！』



ニヤニヤと挑発された勢いで思い切り竹刀を振る。



『に"ゃっ…！』


危機一髪で流され一本とられた。



沖｢なかなかやるじゃねェか｣



総悟は額にかいた汗を拭うと俺に話しかけてきた。



『…べっつにー。たまたまだにゃ』


沖｢たまたまねィ…。それにしちゃ“やり方”は分かってるようだけど｣



『…お手上げ。君たちが強いこと認める。これでいいんでしょ』


負けず嫌いの俺は負けたことに腹を立てフイっと顔を背けた。



近｢真選組随一の剣士に惜しい所までいくたァ、なかなかなもんだ｣


『ずいいち？』


土｢真選組で一番強いってことだよ。…どうだ？真選組に入るってのは｣





『…やだよ』



俺は使ってた竹刀を置いて壁に寄りかかりながら座った。



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『設定』でAさんは銀時くらい強いと書いてありますが、それはAさんが極限まで強い状態が、という意味です。

なので、今は土方くらいの強さですね…。
ややこしくてすんませんm(__)m

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